飲酒、喫煙による美容へのデメリット
なんとなくお酒の飲み過ぎや喫煙は健康や美容に悪いのは皆様ご存知だと思いますが、詳しくは知らない方が多いと思われますので本日は飲酒や喫煙による美容へのデメリットについてお話させていただきます。
まず、飲酒と喫煙の共通のデメリットは『体内のビタミンCを減らす』ということです。
お酒を飲むとアルコールを分解する時に生じる悪酔い物質「アセトアルデヒド」を除去する為にビタミンCが消費され、タバコを吸うとタバコの煙に含まれる「活性酸素」を除去するのにビタミンCが消費されます。
ビタミンCが不足すると鉄分不足、コラーゲンの減少、シミやソバカスが増える、細胞の老化、抵抗力が下がる、など美容や健康において様々な支障が出ます。
また過度の飲酒で肝臓に負担がかかり機能が低下すると髪の毛に必要なケラチンタンパク質が合成されず弱々しく抜けやすい髪の毛になってしまいますし、眠りが浅くなる事により細胞の代謝が低下したり、自律神経やホルモンバランスが乱れ、抜け毛や白髪の原因になります。
さらに糖質も多く含まれているので肥満にも繋がりやすく、体脂肪が増加すると頭皮の皮脂も増加して薄毛の原因になります。
ただ、お酒は『飲み過ぎ』が1番危険で、適量であればそんなに問題はありません。
しかし喫煙は百害あって一利なし!ビタミンCの減少以外にも血行不良による細胞の酸欠、栄養不足や体温低下、男性ホルモンの増加による抜け毛、そして、タバコの解毒をする為に飲酒と同じく肝臓にも負担がかかり髪の毛が弱々しくなってしまいます。
また、タバコのニコチンは腸からのカルシウムの吸収を阻害するので喫煙者はイライラしやすく、吸っていない人に比べ体がストレスを感じやすい状態になってます。
人間はストレスを感じると副腎皮質でホルモンを作る為に大量のビタミンCを消費します。
すなわち、喫煙による活性酸素を除去する為にビタミンCが消費された上に、さらにストレスを感じる事によりビタミンCを消費してしまうので、喫煙者は深刻なビタミンC不足に陥ってしまいます。
もう一度言います、『タバコは百害あって一利なし!』です。
これから忘年会シーズンで飲酒、喫煙の機会が増えると思いますが、この記事のお話を頭の片隅に置いて頂き、少しでも気をつけるきっかけにして頂ければ幸いです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございまし
た。