オイル系洗い流さないトリートメントの誤った認識
以前も「間違ったヘアオイルの使い方」という記事で書かせていただきましたが、オイル系洗い流さないトリートメントを間違った認識で使っている方が大変多いのでもう一度お話させて頂きます。
ここ数年オイルが流行っているので様々な種類のオイル系アウトバストリートメントが販売されてますし、また美容室でも勧められる事が多いと思います。
パサついて困ったらとりあえずオイル系洗い流さないトリートメントと思ってる方が大半だと思いますが実はそこに大きな落とし穴があります。
お顔で考えるとわかりやすいのですが、洗顔をした後は化粧水をつけてから乳液をつけますよね?
髪の毛にとってオイル系洗い流さないトリートメントは乳液のような物です。
洗顔後化粧水のように保湿出来る物を肌の内側に入れて乳液で蓋をするのが基本の流れで、洗顔後いきなり乳液をつけるのは変ですよね?
しかし、多くの方が髪の毛でやっているのは洗った後いきなり乳液をつけて蓋をしているような事なのです。
パサつきの原因の多くは乾燥です。
水分を保てなくなった髪の毛にオイルで蓋をしても、ただ油の重さでまとまっているだけで根本的な解決になりません。
パサついて困った時にまず考えなければいけないのはまず『保湿』できるような状態に導いてあげる事。
オイルでは保湿は出来ません!
お顔と同じく保湿作用のあるものを入れてあげて最後にオイルで蓋をするのが本来の流れです。
そして、使い方を間違えるとダメージの原因になる事もあります。
オイル系アウトバストリートメントをお使いの方でツヤは出るような気はするけどパサつきが収まらない、だんだん毛先がゴワゴワしてきたとお悩みの方いませんか?
流行っているオイル系洗い流さないトリートメントの内容成分のほとんどが重いシリコンで出来ているので使いすぎると指通りが悪くなったりベタベタ重い髪の毛になってしまいます。
また乾いた髪につけたりすると髪の内部の脂質のバランスが崩れて乾燥を招きダメージしてしまう原因になります。
理解して使えばオイル系洗い流さないトリートメントも良薬なのですが、使い方を誤ると毒薬になります。
大切な髪の毛を守る為ですので物事のメリット、デメリットを見分けてご自身にあったケアをしていきましょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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