正しく消毒を理解しましょう

151eの店内がより安全な空間になるように、ウィルスや消毒について日々情報収集している中で、意外に知らない方も多いのでは？と思った事があり書かせて頂こうと思いました。

今はどこの場所にも必ずと言っていいほど置かれているアルコール消毒液。

手に取り消毒をされている方が大変多いと思いますが、きちんと消毒されているのかどうか不安になり調べてみたところ

主に消毒用として用いられるアルコールは50～80％濃度で、この濃度が1番殺菌に効果的なのですがそれでも完全に殺菌されるまでは5分程がかかるようです。

もちろんアルコール消毒をした瞬間からウィルスの不活性化は始まっていき、1分程で感染力は無くなっていくようですが、瞬間的にウィルスが死滅する訳ではなく、多くの方が思っているよりアルコールを使ってもウィルスは生きているようです。

出先で手が洗えずアルコール消毒を施してすぐ何か物を食べようとして手で触った物を口に入れたりするとまだウィルスが死滅してない可能性があるので気をつけた方が良いと思います。

151eではより確実にお客様にも手の消毒殺菌をして頂く為、ご来店時に手洗いをして頂くことにしました。

ハンドソープ等に含まれる界面活性剤は1分程でウィルスを殺菌でき、水流という物理的なら力でウィルスを流し取る事も出来ます。

手洗いに勝る予防法はないと思いますので、ご協力よろしくお願い致します。

また、アルコールを使うと手がピリピリしたり、まばらに赤くなったり、赤切れがひどくなってる方はいませんか？

私自身がそうなのですが、アルコールアレルギーでアルコール消毒液を使うとすぐ手が赤くなり切れたり、揮発したアルコールを吸い込んでしまうと喉がイガイガしてしまいます。

アレルギーではなくてもアルコールに過敏な体質の方もいるようですが、過剰にアルコールの刺激に曝されているとやがてアレルギーのような強い症状が出てくる事があるようなので注意が必要です。

かと言って消毒ができないのは不安なので、私は次亜塩素酸水を常備して消毒に使っております。

次亜塩素酸水とは厚生労働省が認可した殺菌科の一種であり、食塩水や塩酸を電気分解する事により作られる『次亜塩素酸』を主成分とする水溶液の事を示します。

漂白剤として有名な次亜塩素酸ナトリウム（アルカリ性）とは違い『次亜塩素酸水』は酸性であり、食品添加物として厚生労働省により認可されております。

2020年4月17日、経済産業省は『新型コロナウイルスの消毒方法』において、塩酸や食塩水を電気分解した『次亜塩素酸水』において、食品とドアノブ等身の回りの消毒のみならず、手指消毒についても適用されることを公表しております。

このようにアルコール以外にも有効で使いやすい消毒液もありますので、無理にアルコールを使い手が酷く荒れてしまうと、かえって衛生状態が悪くなり悪影響が懸念されますので、アルコール以外の消毒液を考慮した方が良いと思います。

151eでも私自身が使っている次亜塩素酸水を取り扱っておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。

（※5月30日現在、次亜塩素酸水の新型コロナウィルスへの有効性の有無についてのニュースが報道され、不明確な部分がございますので、販売を一時中止しております）

（※【6月2日追記】北大が同条件で検証した結果、次亜塩素酸水が新型コロナウィルス不活性化に効果があると発表しました。当店で扱う次亜塩素酸水と同等のスペックで効果がある事が立証されましたので、販売を再開させて頂きます）

消毒液にはウィルスが不活性化するまで時間がかかる事、そして、なによりも『手洗い』が大切だと思いますので、ご来店時の手洗いのご協力を改めてお願い致します。

今後もウィルスや消毒、予防法や衛生管理について積極的に学び、店内の衛生環境の向上に努めます。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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