安心して定期的に白髪染めを行う為に

近年脱白髪染めやハイライト等で白髪を生かしたデザインカラーが流行っておりますが、落ち着いた色味が好みだったり職場で明るいカラーが難しかったり、定期的に伸びてくる根元の白髪をしっかり染めたい方も多いかと思います。

脱白髪染めが流行っている影響か巷では白髪染めが白髪を増やす原因となる等、白髪染めを行ってる方にとっては不安な情報がいっぱい溢れていると思います。

白髪染めが白髪を増やすという情報はあながち間違いではございません。

白髪染めに限らず、通常ヘアカラーとして使われる薬剤には『アルカリ剤』と『過酸化水素』という薬剤が含まれてます。
アルカリ剤と過酸化水素が合わさると『活性酸素』が発生し、活性酸素が髪の毛を明るくしたり髪の毛の中で染料を発色させたりします。

このヘアカラーには必要不可欠な活性酸素、聞いた事がある方も多いと思いますが活性酸素は細胞を酸化させ老化を招いてしまう物でもあります。

カラー剤を洗い流した後、活性酸素の原因となるアルカリ剤や過酸化水素も洗い流れてくれれば良いのですが、アルカリ剤と過酸化水素は水に溶けにくい性質があり髪の毛と頭皮に非常に残留しやすい性質があります。

この残留した薬剤が頭皮や髪の毛を老化させてしまい白髪が増える原因となってしまい、これは白髪染めもおしゃれ染めも共通です。
ただ、おしゃれ染めよりも白髪染めは短い間隔でカラーしたり白髪をしっかり染める為に薬剤をたっぷり塗布する事もあるので白髪染めの方が負担は大きくなってしまいます。

このように負担のある白髪染めですが、それでも定期的に染めたいという方は多いと思います。

では、極力負担をかけずに染める為にはどうしたら良いのか？

まず美容室で出来ることは残留しやすいアルカリ剤や過酸化水素をしっかり除去する事です。
151eでは専用の薬剤で残留薬害の中和処理をしっかり行っております。

そしてカラーリング前には必ず保護剤で頭皮を守ったり、頭皮が過敏な方は薬剤が頭皮につかないようにゼロテクという技術で染める事も出来ます。

あとは極端に短期間でのカラーリングを避けて上記のような配慮を行いながら計画的にカラーリングを行っていければ白髪染めは怖いものではありません。
（※アレルギー等はまた別問題です）

念には念をというところで、家庭でもカラーリング後は1週間は残留薬害中和能力のあるホームケア用品を使っていただければより安心ですね。

脱白髪染めカラーをしていたとしても残留薬害処理がきちんと行われていなかったりすると、それは頭皮を傷め白髪の原因となってしまいます。

最近当店に来られる新規のお客様で、普通の白髪染めをしてもらいたいのにハイライトや脱白髪染めを勧められて好みのカラーリングにしてもらえないという方も多いです。

髪の毛を染めたり形を変える技術はそれぞれ一長一短メリットデメリットがございます。
どの技術が良くてどの技術がダメという訳ではなく、お客様のなりたいイメージのもと美容師が様々な角度からお客様に合うスタイルを提案できなくてはいけないと思います。

末永くお洒落を楽しむ為に白髪染めは必要不可欠な技術です。

151eは10年20年、もっと先を見据えての美しさをお客様に美容させていただきたいと考えております。

お客様1人1人に合った定期的に安心して続けられる白髪染めをご提案させていただきますので、白髪でお悩みの方がいましたらお気軽にお問い合わせください。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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