細胞レベルで育毛を考える
男性はもちろん、最近は女性も悩む人が増えている抜け毛や薄毛の問題。
しかし昔に比べて近年は薄毛のしくみがより解明され、より効果的な育毛や発毛が可能になってきました。
まず薄毛になる原因として「血行不良」があります。
人間は加齢とともに内臓の働きが弱くなり、それを補うために年々内臓に供給される血液量が多くなるのですが、人間1人あたりの血液量は限りがありますので内臓に多く供給される分、その血液が充分に行き渡らない個所が出てきます。
まず心臓から1番遠い足、その次に手、その次に頭の末端など、生命の維持に直接関係ない個所への血液の供給量がセーブされてしまい、そのため血行不良で充分な栄養分が供給されなくなって髪の毛が弱くなってしまうのです。
次に「男性ホルモン」の問題。
男性はもちろん、女性も加齢により女性ホルモンの分泌が少なくなり男性ホルモンの影響を受けやすくなります。
毛根には5-αリダクターゼという酵素があり、血液中に流れてきた男性ホルモンと結びつくとDHTという脱毛ホルモン変わり、これが毛根に作用すると脱毛に繋がってしまうのです。
次に「食生活」。
近年食生活が欧米化したことにより、日本人の体型も欧米人のように手足が長くスタイルがよくなりました。
それだけなら良いのですが、欧米人の男性を想像するとわかってもらえると思うのですが、薄毛の男性がとても多いですよね?
脂肪分の多い食事は皮脂腺を刺激して皮脂分泌を過剰にしてしまいます。
皮脂腺の中に先ほどもお話した5-αリダクターゼが存在し、それと男性ホルモンが作用することでDHTが生成され、脱毛に繋がってしまうのです。
そして、近年解明されたのですが薄毛と遺伝の関連はほぼないそうです。
それでも薄毛の家計に薄毛が多いのは、食生活などの「生活環境遺伝」が原因なのではと言われてます。
血液供給量の増加や5-aリダクターゼの抑制などの効果のある育毛剤は割とたくさんあるのですが、どれもイマイチ効果が感じられないと今まで言われてきました。
これらの事はとても大丈夫なのですが、もっと根本的なところを刺激することが大事なのが近年解明されました。
「幹細胞」を刺激することです。
幹細胞とは分裂して自分と同じ細胞を作る能力と別の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖出来る細胞のこと。
つまり髪の毛の幹細胞を刺激する事がとても大切なのです。
まず、細胞レベルで抜け毛や薄毛を考えるにはヘアサイクル(髪の毛の一生)を理解することが重要です。
髪の毛がどんどん作られてく「成長期」。
毛母細胞の働きが低下し、髪の毛が抜ける「退行期」。
全く髪の毛が作られない「休止期」。
ヘアサイクルは大きくこの3つに分けられます。
抜け毛、薄毛に悩んでる人のヘアサイクルは、毛乳頭細胞と毛母細胞が弱くなってるために成長期が短くなり、さらに髪の毛を作る力が弱まっているため休止期が長くなってしまいます。
これを繰り返すことが薄毛の現象を惹き起こし、最終的に脱毛に繋がっていってしまいます。
すなわちこの毛乳頭細胞や毛母細胞の状態を健康に保つ事が丈夫な髪の毛が生えてくるために必要不可欠な条件と言えるのです。
そこで大活躍してくれるのが「プラセンタ」!
近年注目されているプラセンタ、医療現場で使われていたり、一般で売られているサプリメント、ドリンクなどをご利用されてる方も多く大変注目度の高い成分です。
プラセンタとは胎盤エキスのことで、受精した1つの細胞を十月十日で約6兆個もの細胞にまで育てあげる、驚異的な成長サポート能力をもつエキスです。
プラセンタは髪や肌を構成する必須アミノ酸が大変豊富なのはもちろん、プラセンタが持つ成長因子(グロスファクター)は様々な細胞に対して活性化や代謝回転速度の調節、老化細胞へのアポトーシス誘導など、様々な生体防御を兼ね備えていることがわかり、これが衰えた細胞を活性化させ、血行不良を促進し発毛を促す大きな力になるのです。
育毛剤としてプラセンタを頭皮に摂取するのはもちろん、サプリメントとして体内から細胞の活性化も期待できるプラセンタの力は、最先端育毛技術に欠かせない重要な成分だと言われているのです。
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