冬のヘアダメージの予防

北海道の冬は1年の中でも特にヘアダメージが進む季節!

空気が乾燥してる上に暖房器具の温風が直接髪に当たり髪の毛はカラカラに乾燥してしまい、健康な髪の毛は11〜14%の水分を含んでいますが乾燥すると6%以下まで水分量が下がってしまいます。

そうすると髪の毛はパサパサゴワゴワした手触りになり、枝毛や切れ毛の原因になり内部の栄養分がどんどん流出してしまい、ダメージがダメージを呼ぶ悪循環に陥ってしまいます。

そして髪の毛の水分量が6%を切ると静電気が起きやすくなり、静電気の衝撃で髪の毛のキューティクルは欠落し枝毛や切れ毛を更に助長させ、ダメージを更に加速させてしまいます。

冬は襟元がある服やマフラーを巻く事が多いので、髪の毛が服やマフラーで擦れ、静電気が起きやすくなったり、摩擦でキューティクルがダメージしてしまいやすい環境になります。

さらに北海道の冬は雪があるため紫外線が乱反射し、髪にダメージを与えてきます。

紫外線のダメージ=夏のイメージがありますが、北海道は冬の紫外線も油断出来ません。

最近お客様の髪の毛を見ていると乾燥と紫外線によるダメージを受けていると感じさせられる事が多々あります。

そんな冬のダメージから髪を守るために何をするのが一番良いのか?

最も大切な事はやはり『保湿』です。

お顔も洗顔の後は化粧水をつけて乳液をつけますよね?

髪の毛も同じように洗髪したあとは髪の内部に潤いを与える化粧水をつけ、その水分を乾燥させないように髪の表面にオイルを乗っけるケアが必要になります。

世の中にはいろいろなタイプの洗い流さないトリートメントが出回ってますが、大きく分類すると髪の内部に水分を与えるタイプと、表面をオイルでコーティングするタイプの2種あります。

オイルで表面をコーティングするのも紫外線や摩擦から髪を守るために大事な事なのですが、内部に水分が足りてないと実は逆にパサつきの原因になってしまうことがあるのです。

そのために乾燥が気になる方は内部と外部のダブルケアが必要になってくるのです。

髪の毛の水分量が保たれると枝毛や切れ毛、静電気の予防になりダメージの予防にも繋がりますし、表面にオイルを乗せておくことで摩擦によるキューティクルのダメージも予防できます。

冬は髪に負担がかかりやすい季節なのでいつもより念入りに髪をいたわってあげましょう!

 

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