髪の毛は死んでいる

髪の毛は「死滅細胞」と言い、生えてきた時点で死んでいる細胞です。
つまり生えて来た時が1番健康で、あとは様々な原因でダメージしていき、そのダメージを自分で回復させる事はできません。

摩擦や紫外線等の生活の中でのダメージ、カラーやパーマ等の薬液によるダメージなど私達の髪の毛は日々危険にさらされてます。

髪の毛はまずキューティクルから痛みます。
キューティクルが痛むと毛髪内部の栄養分が流出しやすくなり、それにより乾燥や枝毛の原因になります。
また、髪の毛は健康な状態では「疎水」という性質を持ちます。
毛髪内部に11~14%の水分を自らの力で保つ事ができ表面に油分が乗りやすくそれにより髪の毛は最も強い状態でいられます。
(詳しくは「毛髪診断と素材対応」をご覧ください)

この少量の水分と油を好む性質が髪の毛が健康でいる為に最も大事な事なのですが、ダメージすると水分量が減少し乾燥し、油を嫌う性質に変わってしまうのです。

すると髪の毛はどんどん弱くなりドミノ倒しのように痛みが加速していってしまうのです。

それを食い止める技術が美容室のメニューの中にある「トリートメント」です。

ただ、間違ってはいけないのはトリートメントは髪の毛を生き返らせる物ではなく、あくまでも人工的に失われた栄養分を補い髪の毛の疎水という性質を回復させ、ダメージに負けない状態を作る施術、すなわち「ダメージの予防」が1番の目的です。

健康な髪の毛が100だとすると、ただパーマやカラーをすると50くらいまでダメージしてしまいます。

そして50まで弱った髪の毛がその後時間が経つにつれ40、30とダメージの階段を転がり落ちていってしまうのです。

ですが151eではパーマやカラーのダメージを抑える為に前処理、後処理トリートメントを組み合わせ「疎水」に戻す事をしてダメージを85に抑える事を心がけてます。

そして85まで弱った髪の毛が時間がたっても極端に弱る事ないような処理をさせていただいてます。

これが151eのダメージレスカラーやダメージレスパーマです。

更にダメージを抑え、その後のコンディションもなるべく損なわれないようにする為にクリニックアストクリープパーマやグロスカラー等のよりトリートメント効果の高いメニューがあります。

残念ながら現在の美容技術ではダメージを完全にゼロに抑える事は出来ません。

巷で「ダメージがまったくないパーマ、カラー」や「やればやるほど髪が生き返るパーマ、カラー」等の宣伝文句を見かける事がありますが、このような物は現在の美容技術では存在しないと私は考えます。

そして『髪が生まれたての状態に蘇るトリートメント』も存在しません。

巷の広告通り実際存在してれば今頃街行く人々の髪の毛は誰もがツヤツヤのはずです。

死んだ状態で生えてくる髪の毛は減点方式でどんどんダメージしてしまい、それは2度と元には戻らないのです。

なので『傷ませない』ことが1番大事なのです!

151eのトリートメントは髪の毛が11~14%の水分を自らの力で保つ事ができ油分を好む最も強い状態でいれるダメージに負けない状態を作る為の技術です。

傷んだ髪の毛にトリートメントをしても美しいツヤ感やなめらかな指通りを作る事が出来ますが、やはり健康な髪の毛のツヤ感が1番です。

傷んでいるのでトリートメントをするのも今後のダメージの予防の為に大事ですが、完全に傷む前にトリートメントをするのが『傷ませない』為に1番大事なのではないかと151eは考えます。

健康な髪の毛(100)がパーマやカラーでダメージして50になってしまわないよう、トリートメントをしてダメージを85に抑えましょう。

傷んで弱くなってしまった髪の毛(50)が40、30とダメージの階段を転げ落ちてしまうまえにトリートメントをして髪の自己防衛機能(疎水)を回復さて50より弱くならないようにダメージを予防しましょう。

パーマやカラーは必ず傷みます。
なので、1回1回の施術を大切に行い髪の毛への負担を最小限に抑える事が未来の美髪を生みます。

151eはお客様の大切な髪を心から大切に扱い『傷ませない』ことに強いこだわりを持った美容室です。

もちろん頭皮ケアにも強いこだわりを持ってます。

綺麗な髪を目指しませんか?

151eは努力を惜しまずお客様の綺麗な髪の為に全力を尽くさせていただきます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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