頭皮のマッサージは『優しく』が大切です

頭皮が硬いと薄毛などのリスクがあるというのは皆様ご存知だと思います。

美容室などで『お家でマッサージしてくださいね』と言われマッサージをしている方もいると思いますが、ほとんどの方が間違ったマッサージを行い、逆に頭皮にダメージを与えてしまってる方が残念な事に多いようです。

1番多い間違いは『力の入れ過ぎ』です。

硬くなった頭皮を柔らかくしようと力を入れて頭皮を動かすと毛細血管を傷つけてしまい、かえって様々な頭皮トラブルを招き髪の毛が育ちにくい環境になってしまいます。

マッサージのコツは『優しく』です。

指の腹で心地よいと感じるくらいの力加減で優しく揉んであげましょう。

頭皮用エッセンスをつける前や、睡眠中に髪の毛が成長するので就寝前にすると効果的です。

そして、そもそもマッサージの効果は『血行促進』であって頭皮の柔軟性を作るものではありません。

血流も頭皮の柔軟性に関係はあるのですが、頭皮が硬くなる原因は『皮下組織が薄くなる事』です。

皮下組織が薄くなる原因はコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンという保湿を司るタンパク質が減少することに皮膚の柔軟性が失われる事によって起こります。

今までも『28歳を過ぎたら頭皮のエイジングケアを』『女性の髪の毛の３つの曲がり角』等の記事でも書かせて頂きましたが、加齢と共に保湿を司るタンパク質が体内で生成されにくくなりますし、ストレス、食生活など様々な要因も影響してきます。

ですので、マッサージ等の外側だけのケアでなく内側からのケアがとても大切になってくるのです。

一言に頭皮が硬いと言っても、様々な要因が積み重なった結果なので、その要因を紐解き様々なアプローチをかける必要があります。

体が感じるストレスを緩和する体内環境作り、バランスの取れた食生活や規則正しい生活で体質改善をしながら優しくマッサージをしてあげましょう。

そして、お肌にあったシャンプー剤を使いで正しい方法でシャンプーし、洗髪後は頭皮の保湿をする事が非常に大切です。（詳しくは『正しいシャンプーの方法』をご覧ください）

どうするのが自分にとって良いのかわからない方も多いと思うので、わからない方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。