白髪がサプリで治るって本当?

『ネットで白髪は染めるのではなくサプリで治すって記事を見かけたんだけど本当に治るの?』
『白髪染めが逆効果?白髪染めが白髪を増やす原因になってるの?』

最近このような質問がとても多いです。

まだまだ解明されてない事が多い白髪、サプリで白髪染めがいらないくらいまで髪の毛が黒くなるかと言うと残念ながらそこまでの効果は見込めないだろうというのが私の見解です。

ただ、100%治らないとは言い切れませんが(治せる未来への希望も込めて)予防プラスαくらいの気持ちで考えた方が良いと思います。

白髪の大きい要因は『栄養不足』『病気』『ストレス』『遺伝的要因』です。(詳しくは『白髪』をご覧下さい)

これらの原因でメラニン色素(髪の色)を作る『メラノサイト』という細胞が働かなくなってしまった場合白髪になってしまうのですが、これらの要因が解決した時点でメラノサイトがまだ生きた状態だとメラニン色素が再び作られた髪の毛が黒くなる事があります。

ただ、メラノサイトが完全に無くなってしまってる髪の場合(白髪になってからかなりの年数が経つ、遺伝的要因の白髪等)、現時点では治すのは難しいと思います。

実際151eでも毛髪の健康を考えたサプリの取り扱いがあるので、飲まれているお客様がヘッドスパ等の頭皮環境改善メニューを受け日々の生活を見直して少し白髪が減ったと実感されてるお客様はいらっしゃいます。

ただ、白髪染めがいらなくなるレベルかと言いますと残念ながらそこまでは及びません。

白髪染めはやらないよりはやった方が確実に頭皮に負担がかかります。

そして、過度な負担がかかった場合は頭皮の老化を進め白髪を増やす原因になる事もあります。

何も考えずに白髪染めを行った場合、残念ながら白髪が増える原因となる事もありますが、なるべくそのようなリスクをなくしながらに白髪染めを行えるように日々私達美容師も勉強してます。

白髪染めを含め、薬剤を使う施術で1番大切なのは『頭皮と髪の毛へのダメージを最小限に抑え、ダメージの原因となる物を残さない事』です。(詳しくは『パーマやカラー後の残留薬害デトックス』『頭皮と髪の毛にダメージの原因となる薬害を残さない』をご覧ください)

過度な刺激を与え、そして薬害を残留させてしまう事が頭皮の老化を助長してしまうので、なるべく頭皮への負担を抑えたカラーリング処理、薬害の残留を防ぐデトックス処理がとても大切です。

カラーリング周期をあまり短くせず、丁寧な処理の元カラーリングを行う事により、過度な負担をなくし白髪の直接的な要因になる事は防げます。

151eでは適切なカラーリング周期をお客様にお伝えし、髪や頭皮への負担を最小限に抑えるカラーリングを心がけてます。(詳しくは『頭皮への刺激を極力抑えた白髪染め』をご覧ください)

このように頭皮への刺激を最小限に抑えながらカラーリングを行いながら、白髪のみならず全身美容や健康のために生活、食生活を見直し、足りない分をサプリメントでうまく補う事によって将来的な白髪の予防プラスαは望めます。

まだまだ解明されてない事が多い白髪、メカニズムが完全に解明され、治せる時代が来ることを心より願います。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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