内臓が弱りやすい季節

本日は昨年末に書いた「冷えは内蔵機能低下のサイン」という記事の内容をもう少し掘り下げてお話させていただきます。

軽くおさらいになりますが、内蔵機能が低下すると体の末端の血流が悪くなり手足の冷えが出たり、頭頂部の血流も悪くなるので髪の毛にも悪い影響を与えてしまうのです。

臓器ごとに弱りやすい季節があり、春は肝臓、夏は心臓、秋は肺、冬は腎臓と言われています。

肝臓は髪の毛の主成分タンパク質を作り出すので肝臓が弱ると弱々しい髪になったり成長しきらずに抜けてしまう原因になります。
肝臓が弱い人は春に体調を壊すことが多いようです。
肝臓に負担をかけないよう脂っこい物や食べ過ぎは避けましょう。
大豆、野菜、果物、海藻、キノコ類をとりましょう。

心臓は精神活動と密接に関係していてストレスによって弱る可能性が高いようです。
ストレスを感じると毛細血管が収縮してしまうので血行不良を招きます。
また、脂性になり生え際の脱毛に繋がります。
心臓が弱ると舌の感覚が鈍ったり顔に汗をかきやすくなり赤ら顔になったりするようです。
大豆、低脂肪乳、貝類、魚類、キノコ類をとりましょう。

肺は酸素を血液に送り込む働きがあるので、肺機能が低下すると栄養を体の隅々まで送る血液のパワーが落ちて肌荒れや貧血、髪のパサつき、脱毛の原因になります。
健康な肺は体液や血液で潤っていて、乾燥に弱いです。
豚肉、葡萄、蜂蜜、白ゴマ等の食材は肺を潤してくれると言われています。
また、深呼吸で肺機能を鍛えるのも効果的。

腎臓は血液を浄化する働きがあり、腎機能が低下すると老廃物が体の中に滞り浮腫み等の原因になります。
血液がドロドロになり、血流が悪くなり髪が細くなってしまいます。
腎臓は冷えに弱く、疲れやすい、怠い、動悸、浮腫み等の症状は腎機能低下のサインです。
鶏肉、ニンニク、たまねぎ、生姜をとりましょう。

内蔵はそれぞれが影響しあって機能しているので、1箇所が弱ると他の臓器の機能も低下してしまうので、規則正しい生活リズム、食生活を心がけましょう!

次はその他の血行不良の原因についてお話させていただきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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