サロントリートメントの必要性
サロントリートメントはした方がいいのか?答えは『必要』です。
美容師の中には「髪の毛は死滅細胞(死んだ細胞)だからトリートメントなんてしても健康な髪に戻るわけないからトリートメントは必要ない」という人もいますが、私は必要だと考えます。
確かに死滅細胞なので、トリートメントをしても「生まれたての」健康な髪に戻るわけではありません。
ですが、傷んだ髪の毛をそのままにしておくと髪の毛が乾燥し静電気が起き枝毛、切れ毛が出来たり、ダメージがダメージを呼びどんどん傷みが加速していきます。
そして、カラーやパーマの持ちが悪くなったり、ヘアスタイルにも悪影響を及ぼします。
もちろん指通りも悪くお手入れにも支障が出ます。
151eが考えるトリートメントとは『髪の機能美を回復させること』です。
もともと髪の毛は内部に11~14%の水分量を維持しようとする機能が備わってます。
この機能が正常に働いている髪の毛を『疎水毛』と呼び髪の毛が1番安定してダメージにも強い状態です。(詳しくは「毛髪診断と素材対応」をご覧ください)
それがダメージする事により水分を保てなくなり、過剰に水を吸ったり逆に水を保てなくなってしまいバサバサになってしまうのです。
これはダメージによりキューティクルが破損し内部栄養分が流出する事により起きてしまうので、損なわれた栄養分を補給して、キューティクルを補修する事によりダメージ毛を疎水毛に戻すことが大切になるのです。
ただ、最初に書いた通り髪の毛は死滅細胞なのでトリートメントをしても生まれたての健康髪に戻るわけではありません。
ですが、トリートメント施術を行い適切なホームケアを行う事でツヤ感や質感をよくしながら髪の毛の機能美を回復させてあげることにより、圧倒的にダメージを軽減させながらヘアスタイルを楽しむ事が可能になります。
パーマやカラーはダメージを限りなくゼロに近づける事は出来ますが、残念ながらゼロには出来ません。(染めれば染めるほど、かければかける程髪が良くなると宣伝してる物もありますが、あれは嘘だと私は思います。(綺麗に見せる事は可能ですが…)そんなことが可能だったら今頃街行く人々の髪の毛はみんな健康です。甘い誘惑に騙されないでください)
やれば必ずダメージは発生しますし、死滅細胞なので自然に回復する事は絶対ありません。
なので、その1回1回のダメージをなるべく最小限に抑える為にトリートメントをします。
そして少しダメージしてしまった部分をトリートメントで補い、次の美容室までの期間のヘアスタイルの持ちを良くし、生活によるダメージを最小限に抑える事により綺麗な髪の毛を維持する事が可能になります。
ダメージの原因はパーマやカラーだけではありません。
乾燥、摩擦、紫外線、、、、様々な要因が日々の生活の中に潜んでいます。
自然治癒力のない髪の毛を守るためには『髪の機能美を回復させること』が必要不可欠なのです。
ですので、トリートメントとは傷んだ髪の毛を生まれたての状態に出来るものではなく『ダメージの予防に一番効果的な施術』なのではないかと私は考えます。
その結果、日々のお手入れが簡単になり艶やかな綺麗な髪の毛を作り出す事が出来るのです。
151eには髪の毛が綺麗なお客様が沢山いらっしゃいます。
その方々は一夜にして綺麗な髪の毛を手に入れたのではなく、日々の積み重ねが生んだ結果です。
ひどくダメージしてしまった方ほどお時間はかかりますが、適切なケアをしていけば必ず髪は綺麗になります。
大切な髪の毛を守るために本物のケアをはじめませんか?
気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。