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屋号の由来と込めた想い

「一期一会」
一生に一度の機会。生涯に一度きりであること。

元々茶道の心得を表した言葉で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て主客とともに最大限の誠意を尽くすべき事を言う。

初めて顔を合わせる方はもちろん、何度も顔を合わせた方も、言葉を交わし施術させていただく一瞬一瞬は一期一会です。このお店で出会うお客様との時間を心から大切に思い、今出来る最大限の誠意を尽くすという一期一会の誠心をずっと忘れず、大切にしたお店にしたい!!
そんな思いを込めて151e(イチゴイチエ)という屋号を付けようと思いました。

「美容師」という仕事への想い

美容師の仕事の本質は「人に喜んでもらう」これに尽きると思います。
まだカットもできない美容師になりたての頃、シャンプーをしたお客様に言われた「ありがとう」という言葉。
この時に感じたやりがい・感動は言葉で説明するのは難しいくらい素晴らしいものです。
時が経ち、お客様の髪の毛を切れるようになった今もあの時感じたやりがい・感動を追い求めているのです。
職人でもあり、サービスマンでもある美容師、長い時間お客様の髪の毛に触れ、言葉を交わす、そこには心と心の交流が生まれます。
本来職人である一面とサービスマンである一面がバランス良く存在していないといけないのですが、実際の美容の現場はそうはなっていません。忙しいことを理由に長い時間待たせてしまったり、担当者がころころ変わって流れ作業になってしまったり、お客様はそんなこと求めていません。
「忙しいから仕方ないね」というお客様の言葉に甘えてしまっているお店が多いです。
11年間美容室に務めている間、ずっと葛藤してました。もっとお客様の望む形の美容室、美容師目線ではなくお客様目線でのサービスが出来ないものかと。
どんなに座り心地の良いソファーやおいしいドリンクを用意したり、マッサージをしたりしてもお客様に甘えていては意味がありません。そんなものはサービスとは言えません。
私は「お客様の時間を守る」ことが美容師として最も基本で最も大切なことだと考えます。
それが出来ていなければどんなサービスも意味をなさないと私は思っています。
大切なお時間を割いて御来店していただいているのですから、そのお時間を守り、その中で最大限のおもてなしをするのが美容師としての務めだと思っています。
職人としてより良い技術をお客様に提供するのはもちろん、「お客様の時間を守る」ことを基本とし、美容師の自己満足なサービスではなく、お客様が本当に望むもの、お客様目線のサービスが出来る美容師になりたいと思います。
これからも一人でも多くのお客様に「ありがとう」と言ってもらえるよう、私は一生懸命精進します。

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